◆大相撲九州場所８日目（１７日・福岡国際センター）
幕下・石崎（高砂）が３勝目をあげて勝ち越しに王手をかけた。同・琴挙龍（佐渡ケ嶽）に左を差して頭を付けた。力強く前に出ると、相手の前まわしを取ってそのまま力強く寄り切った。「落ち着けていけてよかった」と充実の表情を浮かべた。３勝１敗となり、「とりあえず勝ち越したい。そして５、６勝できたらいい」と意気込んだ。
幕内・朝紅龍（高砂）は兄。助言などはないというが「勝ったのか」などと気にかけてくれるという。日体大の同期は新大関・大の里（二所ノ関）で「向こうは大関だけど少しでも近づきたい」と抱負を語った。