◆ラグビー▽関東大学対抗戦 帝京大―明大(17日、秩父宮ラグビー場)
対抗戦が行われ、4勝1敗の帝京大が5戦全勝の明大に48―28で勝利。対抗戦3連覇中の帝京大は3日の早大戦(17●48)で連勝が34で止まっていたが、連敗は阻止。全勝の明大に土をつけた。
先制は帝京大。前半6分、自陣右サイドのラインアウトを起点に、SO本橋尭也(2年)がゲイン。WTB生田弦己(3年)に渡り、左サイドを走り抜けた。同14分は、敵陣での5次攻撃からロックのカイサ・ダウナカマカマ(2年)がねじ込んで追加点。キックも決まって14―0とした。 前半22分は、敵陣右サイド22メートルライン付近のスクラムを起点に攻め、フランカーの青木惠斗主将(4年)が走り込んでチーム3連続トライ。明大も32分に左サイドを崩しWTB白井瑛人(1年)のトライで反撃したが、3分後には帝京大のCTB上田倭士(2年)が追加点。前半終了間際にも帝京大のフランカー青木が2トライ目を挙げ、33―7で折り返した。
後半は4分、ロック・ダウナカマカマのトライで突き放した帝京大。明大は7―40とされた9分、20次攻撃からルーキーのWTB白井が相手守備網をかいくぐりこの日2トライ目を挙げた。その後互いに1トライずつを挙げ帝京大の45―21となり、明大は敵陣に攻め込むがミスでターンオーバーを許し得点できず。帝京大は後半37分、SO本橋のPGで48―21。明大は終了間際にドライビングモールを押し込んだが、この日計7トライの帝京大が48―28で快勝。早大戦から連敗は避け、5勝1敗。明大は初黒星で同じく5勝1敗となった。