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【中日】上林誠知が1750万円で更改 30歳の来季へ“殻やぶる”宣言「来年はチームの力になりたい」

スポーツ報知 2024年11月17日 19時36分

 中日の上林誠知外野手が17日、名古屋市内の選手寮「昇竜館」で契約更改交渉に臨み、250万円減の年俸1750万円でサインした(金額は推定)。

 ソフトバンクを戦力外となり、中日に移籍1年目の今季は、46試合で打率1割9分1厘、1本塁打3打点にとどまった。4月27日の広島戦(バンテリンドーム)では移籍1号を放つも、8月24日に登録を抹消されて以降は、2軍調整が続いた。悔しさの残るシーズンに「頭の中でイメージした体の動きができなかったり、うまくかみ合わなかった。来年は絶対にチームの力になりたい」とリベンジに燃える。

 チームは来季から、井上一樹監督が指揮を執る。11月1日の秋季練習初日には指揮官が「元気よく、明るく。控えめでアピールできない選手も、そういう殻をやぶることを忘れずに、頑張ってほしい」と訓示した。黙々とバットを振り込み、試合中もポーカーフェイスで感情はあまり表に出さないタイプの上林。「(感情を出していくのは)苦手だけど、少しでも殻を破っていきたい。(派手なガッツポーズとかも)相手を挑発するようなのは好きじゃないので、自分や味方を鼓舞するような形でやっていけたら」とモデルチェンジを試みる。

 今オフは打撃向上をテーマに、例年通り、沖縄で阪神の森下と自主トレを行う予定。30歳を迎える12年目へ「もう1度、レギュラーを取りに行きたい」と再起を誓った。

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