オリックスは18日、前阪神の遠藤成内野手を育成枠で獲得したことを正式に発表した。今季限りで戦力外通告を受けたが、ウエスタン・リーグでは1位の出塁率(3割9分2厘)と同2位の30盗塁を記録。球団は二遊間を中心に安定した守備力を評価し、内野の層を厚くできる存在として獲得する方針を決めていた。
遠藤は16日から高知での秋季キャンプに参加し、チームとともにこの日で打ち上げ。背番号は124に決まった。今後は大阪・舞洲の球団施設を拠点に、支配下登録へ土台をつくる予定。「こういうご縁をいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。足を期待されていると思うので、盗塁をしっかりと。打撃も守備もすべて、1軍レベルになれるようにやっていきます」と決意を新たにした。