◆第44回ジャパンカップ・G1(11月24日、東京競馬場・芝2400メートル)=11月18日、栗東トレセン
愛チャンピオンSから凱旋門賞と、欧州で2戦を戦ったシンエンペラー(牡3歳、栗東・矢作芳人厩舎、父シユーニ)は馬房でリラックスしていた。吉田助手は「馬っぷりはいいし、前よりは敏感な部分もましになってきました」と話し、帰国後の調整も順調だ。
凱旋門賞馬ソットサスの全弟で、期待された前走は外を回らされたこともあり、12着に敗れた。「リズム良く走れなかったですね。馬込みに入れられなかったし、息が入らなかったのかもしれない」と同助手は振り返った。
今回は日本ダービーで3着の舞台に戻る。「東京の2400メートルは日本の(コースの)中で一番合うと思う」とコース替わりに期待を込めた。中間の動きにも迫力が出てきており、ここで真価を発揮するか。