広島の中崎翔太投手が18日、マツダスタジアム内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、300万円ダウンの年俸5200万円(金額は推定)でサインした。今季は24試合に登板し、1勝1敗3ホールドで防御率1・96。「昨年(35試合)よりも登板数も減ってますし、本当に悔しいシーズンだったなと思います」と、振り返った。
今季は右肩の張りで5月下旬から約3か月の離脱もあった。「ああいうケガで離脱するというのは本当に恥ずかしいことですし、なくしていかないといけないところ」と反省する一方、「去年今年とスピードが少し戻ってきてるなという部分は感じます」と来季につながる手応えも。球団からは「まだまだしっかりとできると思うから、よろしく頼む」と激励の言葉をもらったという。
通算115セーブの32歳。「打たせて取るのではなく、しっかりと仕留めるところは仕留められるような投球を理想として掲げていこうと思います」。直球の力強さを取り戻し、来季中に残り49に迫る通算500登板の達成を目指す。