西武からドラフト会議で6位指名を受けたエナジックスポーツ・龍山暖(はるき)捕手が18日、沖縄・宜野湾市内のホテルで入団交渉に臨み、契約金2000万円、年俸600万円(金額はいずれも推定)で入団に合意した。
交渉を終えた龍山は、「10月のドラフト会議から、先日の指名あいさつ、そして仮契約を結んだ今日まで、日に日に実感が湧いてきています」と充実した表情。「プロ野球選手になる前に、いち社会人として日常生活でも自覚を持って過ごしていきたいと思いました」と強い覚悟で意気込んだ。
沖縄・エナジックスポーツ出身。ライオンズは7月1、2日に沖縄でのオリックス戦を予定しており、「1日でも早く一軍に昇格して、7月に沖縄で開催される公式戦で沖縄に帰ってくることができるようにがんばりたいです」と凱旋(がいせん)を心待ちにした。
担当の岳野竜也アマスカウトは「バランスのとれた体型で強肩、インパクトのある打撃が魅力の選手です。必ずチームの戦力になれる捕手だと思います」と将来の主軸候補に期待を込めた。