FC東京のピーター・クラモフスキー監督が、今季限りで退任することが19日、分かった。同日中にクラブから正式に発表される見通し。
クラモフスキー監督は、23年6月に前任のアルベル監督が解任されたことを受けて監督に就任。前半戦を終えて12位で引き継いだが、就任以降もチームを上位に押し上げることはできず、シーズン11位にとどまり、6年ぶりの2ケタ順位に終わった。
続投とした今季は、第13節を終えた時点で4位に位置するなど上位にいたが、その後、なかなか連勝することができずにいると、第24節の7月20日の鹿島戦の1―2での敗戦から、第29節の8月31日の広島戦(2●3)まで、6戦未勝利(2分け4敗)と夏場に失速。その後の5試合で4勝1分けと持ち直したが、直近の2試合で湘南、町田に連敗。残り2試合を残し、今季は14勝9分け13敗、勝ち点51の8位で、勝ち点68で首位の神戸に大きく離される結果となっている。
なお後任については国内外から選定を行っていき、決まり次第発表される見通しだ。