大みそかの「第75回NHK紅白歌合戦」(後7時20分)の出場歌手発表会見が19日、東京・渋谷の同局で行われた。女性11人組「ME:I(ミーアイ)」が意気込みを語った。
リーダーのMOMONAは「デビュー1年目から、とてつもなくすごいことが起きている。夢みたいです。本当に現実なのかと。今朝知りまして。まだ夢心地です。ファンの方と、全ての方に音楽を通して、感謝を伝えたい。」と目を輝かせた。メンバーのRANは「家族にはまだ連絡できてない。家族の皆にも報告して、喜んでもらいたい」と胸を躍らせた。
Z世代から圧倒的支持を受ける期待のガールズグループが、デビュー1年目で大舞台への切符をつかみ取った。4月のデビューシングル「MIRAI」は、初週セールスが23万枚。8月リリースのセカンドシングル「Hi―Five」では約26万枚と数字を伸ばし、「Billboard JAPAN Hot100」で総合首位を獲得。各種SNS・ストリーミングでの再生回数は合計3億回を突破するなど、新人らしからぬ活躍を見せた。
男性11人組JO1やINIを輩出した日本最大規模のオーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN」から誕生した3番目のグループ。初の女性グループオーディションを経て、昨年12月に結成された。グループ名には「新しい日本の世代を代表する“未来のアイドル”」の意味が込められている。現在はメンバーのTSUZUMIが、適応障害の診断を受け、活動休止中。10人で活動を続けている。MOMONAは今回の会見で「まだTSUZUMIにも報告できていない。彼女は安静に過ごしているので、私たちの頑張りを見せて、明るい報告をしたい」と話した。