オリックス・川瀬堅斗投手が19日、大阪・舞洲の球団施設で契約更改交渉に臨み、300万円増の年俸800万円(金額は推定)でサインした。4年目の今季は育成選手から7月に念願の支配下登録され、1軍で8試合に登板。来季に向けて「変化球は通用した部分は感じたので、あとはストレートと、コントロールが今後の課題です」とレベルアップを誓った。
今季の一番の思い出は「兄弟対決です」と笑顔。兄のソフトバンク・川瀬晃内野手との対戦も実現した。3試合で計3打数無安打。「楽しかったですし、今後も続くと思うので、一本も打たれないようにしたいです」と誓った。オフは、その兄と地元の大分で自主トレを行う予定。「地元で晃、兄ちゃんとやりたい。守備も教えてもらえることもあると思うし、1月から打者との感覚を味わえる。いろいろ兄弟の中でも刺激し合っていければ」と明かした。