プロバスケットボール男子「りそなＢリーグ」のチェアマンで、男子代表強化検討委員会の委員長を務める島田慎二氏は１９日、都内で取材に応じ、ＮＢＡレイカーズの八村塁が、日本バスケットボール協会や日本代表の在り方などに私見を述べたことを受けて「大事なことは、実態がどうなのか、事実関係含めて、どのような話し合いがあったのか、ビジネスに関してのネガティブはどのようなものか。ＪＢＡ（日本協会）は今、代理人を通じて事実確認をしている。少し時間かかっているが近日、ＪＢＡからその辺を説明する機会を持つことになると思う」と現状を説明した。
八村は１３日の試合後、「あまり言いたいことではない」と断り、日本バスケットボール協会や日本代表の在り方などに私見を語り、疑問を呈した。言葉を慎重に選びながら、続投が決まったトム・ホーバス監督率いる現体制に言及し「男子のことを分かっている、プロとしてもコーチをやっていたことがある、そういう人がなってほしかった」と述べた。また、強化や未来の子どもたちのためでなく、「僕が思うに、お金の目的があるような気がする」と、同協会への苦言とみられる発言もあった。