阪神を戦力外になり、楽天に入団した加治屋蓮投手が19日、仙台市内の球団事務所で入団会見を行った。
グレーのスーツに楽天カラーをイメージした赤のネクタイを着用して会見に臨んだ右腕は「緊張もしているんですけど、こういう場をいただいてありがたく思いますし、入団できてうれしく思っています」とあいさつした。
加治屋はJR九州から13年ドラフト1位でソフトバンクに入団。20年オフにソフトバンクから戦力外通告され阪神に移籍し、23年には中継ぎとして51試合に登板。1勝5敗16ホールド、防御率2・56の活躍で18年ぶりのリーグ優勝、38年ぶりの日本一に貢献した。
楽天でも中継ぎ投手として活躍することを目標にかかげている32歳は「侍ジャパンの試合を見ても藤平選手、鈴木選手ら本当に頼もしいなと思いますし、酒居投手も(FA権を行使せず)残留と、本当に強力な中継ぎ陣の中に入っていかないといけないというのは感じています。自分も負けないようにやりたいし、いろんな事を吸収してやりたい」と意欲をみせた。