【アモイ(中国)19日=星野浩司】サッカー日本代表は、26年北中米W杯アジア最終予選・第6戦のアウェー・中国戦に臨む。
試合会場のアモイ白鷺スタジアムは厳戒態勢が敷かれた。試合が開始する午後8時(日本時間同9時)を5時間後に控えた同3時頃には、盾などを持った警察隊員が数百人で警備。何重ものバリケードが設置され、報道陣が施設内に入る際には顔認証、入念な荷物チェックとボディチェックがあり、ペットボトルなどの持ち込みは禁止された。
約6万人収容のスタジアムは、チケットは完売したとの現地報道もある。午後3時すぎには、早くも中国ファンが旗を振り、太鼓をたたいて「加油(頑張れ)!」と叫ぶ姿もあった。
森保ジャパンは最終予選4勝1分けで首位を独走している。一方、クロアチア人のイバンコビッチ監督が率いる中国は初戦から3連敗後、インドネシアとバーレーンに2連勝して4位浮上。2002年日韓W杯以来、2度目のW杯出場へ機運が高まっている。