クオリファイング・オファー(QO)の受諾期限が19日米東部時間16時(日本時間20日6時)を迎え、13人中受諾したのはレッズからFAとなっていたN・マルティネス投手ただ一人だった。ヤンキースからFAとなったJ・ソト外野手ら12選手は拒否した。今季のQO年俸は年俸上位125選手の平均額で2105万ドル(約32億6000万円)でマルティネスは来季プレーする。
日本ハム、ソフトバンクに在籍経験のあるマルティネスは昨季、レッズと2年契約を結んだマルティネスは42試合に登板し10勝7敗7ホールド、142回1/3を投げて防御率3・10と自己ベストをマーク。当初の契約では来季年俸1200万ドルだったがオプトアウトの権利でFAとなったことで大幅の昇給となった。
QOとは、シーズン終了後にFAとなる選手に対して所属球団が規定額の単年契約を提示できる制度。このオファーを拒否した選手が他球団に移籍した場合、獲得球団から元の所属球団へドラフト指名権などが譲渡される。