TBS系「THE TIME,」(月~金曜・午前5時20分)は20日、番組公式LINEから参加した視聴者が関心を寄せる「ニュース関心度ランキング」で「『103万円の壁』ごみ収集に影響か」が6位となったことを伝えた。この日は3万9649人がニュースを選び、ランキングが決定した。
このニュースは、103万円の壁を国民民主党が求める178万円に引き上げた場合、地方の税収が5兆円以上、減ると言われ自治体のトップから見直しを懸念する声が相次いでいることを伝えたもの。その中で神奈川・川崎市では1年間の税収の約13パーセントにあたる約500億円程度の減収が見込まれることを紹介。これは「認可保育所の運営」252億円、「公園の維持管理」25億円、「ごみ処理」85億円、「小児医療費の助成」51億円などが失われる計算だという。一方で埼玉県の大野元裕知事は19日の定例会見で103万円の壁を見直すことは「賛成であるしやらなれければならない」と述べたことも伝えた。
地方の自治体のトップからの懸念に総合司会で同局の安住紳一郎アナウンサーは「地方のリーダーたちの切実な声ということもとれますし、現場をあずかる者の本音ということなのかもしれません」とし「ただ、この間の選挙で『103万円の壁』見直しをて欲しいという声があれだけありましたのでどうして一度やってみよう、そういうふうな考えを表明してくれないのか?と、そういうような声もあります」と指摘し、視聴者からの「103万円の壁と自治体サービスはまったく違う次元の話。同じテーブルで語るのは違和感」「国の税収が過去最高なので国が自治体をフォローすればよいだけ」との意見を紹介した。