DeNAの筒香嘉智外野手が20日、横浜市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持の3億円(金額は推定)でサインした。
4月16日に古巣復帰し、復帰戦となった5月6日のヤクルト戦(横浜)では逆転3ランを放つ活躍を披露した。しかし、左肋骨の疲労骨折などの影響で代打での出場が多く、57試合で打率1割8分8厘、7本塁打、23打点の成績となり「投手の対応というところで少し時間がかかるなとは思っていましたが、けがの影響もあって最後まで長引いてしまったシーズンでした。個人的には打席の感覚が良くなってきた、これなら勝負できるな、という感覚が出たのが日本シリーズの最中だった」と振り返った。
日本シリーズでは第6戦で先制ソロを放つなど、26年ぶりの日本一に貢献。3年契約2年目となる来季へ「来季はリーグ優勝に全てをもっていくという話しを聞いて、選手はリーグVを達成するということに向かって思いが1つになっている。来年はそれを達成でできるように全力で頑張りたい」と決意。「日本シリーズでつかんだ感覚を、オフシーズンにもう1度精度をあげてやっていきたい」と気を引き締めた。