巨人の田村朋輝投手が20日、台湾で行われる2024アジア・ウィンターリーグ・ベースボール・リーグ(23日開幕)に参加するため、羽田空港発の航空機で台湾へ出発した。期待の2年目右腕は「レベルアップしたピッチングができるようにやっていきたい」と成長を誓った。
山形・酒田南から22年育成ドラフト2位で入団。今年の5月には159キロをマークするなど、力強い直球を持ち味としている。10月のみやざき・フェニックスリーグでは制球力の向上に好感触。「コースへの投げ分けやゾーンとボールの使い方が良くなってきている。フェニックスでいい感覚で投げることができたので、台湾でもその感覚を続けていければ」と意気込んだ。
海外は自身初。「日本と環境が違うと思うので、経験は大事になる。1軍でも遠征とかあると思うので、今回経験して慣れたい」。異国で心身ともに進化を目指す。