◆第55回明治神宮野球大会第1日 ▽高校の部1回戦 東海大札幌3―0大垣日大(20日・神宮)
10年ぶり出場の東海大札幌が大垣日大を下し、東海大四から2016年に校名変更後、全国大会初勝利を挙げた。
東海大会王者の強豪に対し、機動力も絡めて1回1死一、三塁の好機を作ると、太田ツインズの弟・勝馬一塁手(2年)が右中間を破る2点適時三塁打。さらに2死三塁から6番・八鍬航太朗二塁手(2年)が適時内野安打を放ち、幸先良く3点を先制した。
投げては、背番号7の最速143キロ左腕・矢吹太寛(2年)が先発し、4回無失点と好投。同1の右腕・高橋英汰(2年)が5回から4イニングを無失点に抑えると、9回は1年生の右腕・砂田左漸(さぜん)がリードを守り切った。
東海大札幌は過去4度明治神宮大会に出場し、最高成績は8強。次戦(22日)は初の4強入りを懸け、中国地区代表の広島商と対戦する。