「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」で21日のスーパーラウンドで侍ジャパンと対戦する米国代表が20日、東京ドームで公式練習を行った。
練習後に行われた会見にはM・ソーシア監督(65)、4番で今大会5戦4発のR・ワード外野手(26)が出席。ワードはドジャースマイナーでプレーし、ソーシア監督は18年までエンゼルスで監督を務めていたとあって、話題は代表に不在のドジャース・大谷翔平投手(30)に及んだ。今春のキャンプでドジャースのキャンプに招待選手として参加して大谷や山本由伸投手(26)の取り組みを間近で見てきたワードは「信じられないくらい素晴らしい経験をすることができた。(大谷とは)親しく会話もすることができた。山本とは(リハビリ登板をしていた)マイナーでも一緒にプレーした。2人とも日本人の野球選手の野球への愛をものすごく感じた。願わくば彼らの頭の中を盗み取れてたらいいなと思った。多くのことを学んで、素晴らしい経験になった」と証言した。
大谷のメジャー1年目だった18年にエンゼルスの監督だったソーシア監督は「自分自身エンゼルスの最後のシーズン(18年)に大谷が入ってきた。1年しか選手としては見ていないけど、リクルートのプロセスにも関わっていた。入団前から彼はとても自信あふれる選手でしたし、彼の身体能力は突出する素晴らしいものでした。なので、アメリカで環境に慣れることも含めて、ポテンシャルがある大変素晴らしい選手であり、このような大きな偉業を成し遂げる選手になるとは思っていました。ただ、いつかは分からなかった。これだけ早い段階で素晴らしい偉業を達成して、自分たちにとってもうれしいことですし、すごいことだと思います。投打で活躍するのは信じられないことだ」と話した。