「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」で21日のスーパーラウンドで侍ジャパンと対戦する米国代表が20日、東京ドームで公式練習を行った。
練習後の会見には、ドジャース・大谷翔平投手(30)のメジャー1年目だった18年までエンゼルスの監督を務めていた経験もあるマイク・ソーシア監督(65)が出席。23年WBC決勝以来となる日本―米国の対戦について問われると「大谷は出ませんよね? なら大丈夫だ」と冗談交じりに日米の報道陣の笑いを誘って打倒・日本への自信をのぞかせた。
だが、5連勝で1次リーグを突破した侍ジャパンの強さは十分に理解しており、「なによりも日本のチームは基礎がしっかり出来ている素晴らしいチームだと思う。守備も打線もいい。攻守ともによくて(国際大会24)連勝中という強いチームを相手にするために、自分たちが集中しないと行けない。相手がどんなプレーをするかではなくて、我々がどんなプレーをするか。自分たちは自分たちのプレーをできればいいと思う。チーム全体が危険なチーム。そういったチームなので、1球1球を大切に、その状況でどのようなプレーが自分たちにできるかに重きを置いている」と警戒した。