侍ジャパンの楽天・鈴木翔天投手が20日、左腕を痛め、離脱することが決まった。都内の病院で「左浅指屈筋および円回内筋損傷」と診断。チームは21日から「ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12」のスーパーラウンドに臨むが、代替選手を呼ぶ予定はなく、一人が欠けた状況で戦うことになった。
鈴木翔は今大会が初の日本代表入り。1次リーグでは13日のオーストラリア戦(バンテリンD)で登板し、1回無安打無失点と好投したが、その後は出番がなかった。今後は仙台に戻り、治療に専念。大会中の復帰の可能性はなくなり、「選出していただいてから、すごく楽しみにしていた大会だったので、こういった形でチームを離れるのは、とても残念です。これから東京ドームで戦うみんなをしっかり応援したいと思います。必ず大会連覇を果たしてくれると信じています」とコメントした。