MLBコミッショナーのロブ・マンフレッド氏は20日(日本時間21日)、米サイトの取材に、ロッテからポスティングシステムでメジャー移籍を目指す佐々木朗希投手が来年の1月15日までは、移籍先を決めない可能性高いとほのめかした。同コミッショナーは「どうやら…契約は新しいプール期間中に行われるようだ」と米サイト「ジ・アスレチック」のエヴァン・ドレリッチ記者に語った。
23歳の佐々木は25歳未満で勤続年数が6年に達していないため、MLBの国際アマチュア契約ボーナスプール規定の対象となっており、彼の大リーグ契約の価値がチームのボーナスプールで利用できる金額に制限される。現在の2024年の国際契約期間中にボーナスプールに残っているチームの中で最も多くの資金を持っているドジャースでも250万ドル(約3億8000万円)。佐々木が2025年の国際契約期間が始まる1月15日まで待てば、700万ドル(約10億700万円)程度で契約を結べ、全30球団の争奪戦につながるという。