DeNAの度会隆輝外野手が21日、横浜市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、1000万円アップの2600万円(金額は推定)でサインした。「プロ1年目のシーズンでいろいろなことを経験した。いいところも悪いところも自分の中で見つけることができたので、来年はもっともっと活躍できるように」と振り返り「今年はもっとできたと思う。目標は高く首位打者を取れるような活躍をしたい」とタイトル獲得に意欲を示した。
今季は開幕スタメンをつかみ取り、2試合連続で本塁打を放つなど華々しいデビューを飾った。しかし、不振による2度の登録抹消を経験するなど、終わってみれば75試合の出場で打率2割5分5厘、3本塁打、24打点と悔しい成績に終わった。26年ぶりの日本一を達成した日本シリーズはテレビで観戦。「うれしいけど、元々自分も戦っていた場所だったので、その舞台に立てなかったのはすごく悔しい。うれしさと自分が戦えなかった悔しさが難しかった」と唇をかんだ。
オフは社会人時代にプレーしたENEOSで自主トレを行う予定で「来年はリーグ優勝に貢献できるように頑張りたい」と決意した。