楽天の荘司康誠投手が21日、仙台市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、300万円減の2700万円(金額は推定)でサインした。
2年目の今季は開幕から状態があがらず、7試合の登板にとどまり、1勝4敗、防御率6・98に終わった。今季を振り返り「本当に苦しかったというか、自分でもどうしたらいいか分からないことが多かったんですけど、それでも支えてくださる方だったりサポートしてくださる方に助けられたのでなんとかこの場にいられるかなという感じ。結果としては本当にふがいないものに終わってしまった。やるしかないので気持ちは来年に向かっています」と話した。
9月2日には右肘のクリーニング手術を行い、術後2か月が経過した今月2日からキャッチボールを再開。現在は60から70メートルの遠投もできるようになり、今月末から12月にかけて傾斜を使った投球も再開予定。「順調にいけば予定通りに復帰できるかなと思う」と2月1日のキャンプインに標準を合わせてリハビリ生活に臨んでいる。
また来季の目標には「健康第一」をかかげた。「健康な体があってこそのパフォーマンス。野球選手である前に1人の人間でもあるので、健康で自分の生活を充実させられるようにしたい」と力を込めた。