楽天の小深田大翔内野手が21日、仙台市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、500万増の9000万円でサインした。(金額は推定)
今季は134試合に出場し、打率2割2分9厘、3本塁打23打点。「打つ方ではなかなか自分のバッティングができない期間が長く続いた。そういう面では悔しい思いはありました」と唇をかんだ。一方で守備面では9割9分3厘と高い守備率を披露し、自身初の二塁手のゴールデン・グラブ賞を受賞した。「ずっと取りたい思いでやってきた。時間はかかりましたけど取れてよかった」と喜んだ。
来季はドラフト1位・宗山(明大)の入団で、内野手の定位置争いは激しさを増すことが予想されるが「足であったり走塁が武器。自分の武器をアピールできれば」と力を込めた。