広島が、レンジャーズ傘下3Aのサンドロ・ファビアン外野手(26)との契約に基本合意したことが21日、分かった。近日中に発表される。今季は9月6日にデビューしたメジャーで出場3試合のみだが、3Aでは117試合で17本塁打。マイナー通算104本塁打を誇る右の強打者だ。
既に同じドミニカ共和国出身でメジャー21発のエレフリス・モンテロ内野手(26)=ロッキーズ傘下3A=の獲得が決定済み。今季はレイノルズ、シャイナーがともに不振で途中退団。新加入する右の強打者2人が、いずれもリーグ最低のチーム打率2割3分8厘、52本塁打で4位に沈んだチームの最大の課題でもある長打不足解消の鍵を握る。