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北斗市出身41歳の元Jリーガー田島翔がブラジル3部のポルトゲーザ・ロンドリネンセに入団…選手兼強化担当に

スポーツ報知 2024年11月22日 6時30分

 北斗市出身の元Jリーガー・田島翔(41)がこのほど、ブラジル・パラナ州3部のポルトゲーザ・ロンドリネンセに入団した。選手兼ダイレクターの契約で、期間は来年12月31日まで(更新オプション付き)。

 田島は函館工高を卒業後、J2熊本などに在籍。その後はスペイン、クロアチア、米国、韓国、ニュージーランド、シンガポール、サンマリノ共和国でプレーし、昨年はブラジル3部のアトレチコ・カンベに所属した。

 ロンドリネンセは1950年設立のクラブで、昨季はパラナ州3部グループリーグ5位。06年には同州2部で優勝した実績もある。クラブは育成にも力を入れており、サンパウロFC、コリンチャンスなど国内強豪クラブや欧州にも若手選手を送り込んでいる。

 MFとしては「2部昇格に貢献」が目標。同時に日本でサッカースクールも運営する田島は両者の交流も念頭に「ロンドリネンセのアカデミーに子どもたちを参加させ、技術向上、経験、チャンスを与えていきたい」と、既に現地で宿泊施設、病院、学校、トレーニング施設の準備も整えている。

 クラブ所在地のロンドリーナ市には約2万人の日系人が在住。10月末にはロンドリーナ州立大で講演も行った。「市全体で応援してもらえるように頑張りたい」。海外8か国での経験を生かして“流浪のフットボーラー”の挑戦が続く。(石井 睦)

 ◆田島 翔(たじま・しょう)1983年4月7日、上磯町(現北斗市)生まれ。41歳。函館工高卒。国内では熊本、琉球、海外はスペイン、クロアチア、米国、ニュージーランド、サンマリノ共和国、韓国、シンガポール、ブラジルと計8か国でプレー。22年にプロ競技麻雀団体RMUの入会試験に合格し、プロ雀士の顔も持つ。

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