今季限りでの現役引退を8日に発表したベガルタ仙台MF遠藤康(36)が21日、ユアスタで引退会見を行った。今後の予定については「仙台や鹿島で指導者はやらない」とキッパリ。自身のサッカー人生の原点であり、仙台市内にある少年サッカークラブ「なかのFC」の代表を務めていることもあり「自分の思いを(クラブに)還元できていない部分はかなりあるので、来年1年しっかりやっていきたい」と話した。
チームはJ1昇格POを控えていることもあり、スーツではなく練習着で登場。「わがままを言いました。普通はシーズンが終わってから会見しますけど、J1昇格してそっちの取材で忙しくなると思うので」。引退会見らしくない、遠藤の人柄が表れた会見だった。