楽天の小深田大翔内野手(29)が21日、仙台市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、500万増の年俸9000万円でサインした(金額は推定)。
今季は134試合に出場し、打率2割2分9厘、3本塁打、23打点。いずれの数字も昨季を下回り「打つ方では、なかなか自分のバッティングができない期間が長く続いた。そういう面では悔しい思いはありました」と唇をかんだ。
昨季は36盗塁をマークして初の盗塁王に輝いたが、今季は29盗塁でリーグ3位に終わった。ただ一方で守備では9割9分3厘と高い守備率を披露し、二塁手部門でゴールデン・グラブ賞を初めて受賞した。「ずっと取りたい思いでやってきた。時間はかかりましたけど取れてよかった」と喜んだ。
(太田 和樹)