テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜・午前8時)は22日、ドジャース・大谷翔平投手が21日(日本時間22日)、全米野球記者協会(BBWAA)が選出するナ・リーグの最優秀選手(MVP)を満票で受賞したことを速報した。
大谷は、MLBネットワークの番組で真美子夫人、愛犬のデコピンとともに出演して喜びを分かち合った。
「モーニングショー」では発表前の大谷がインタビューが受ける姿を生放送した。速報した時点で大谷がどこにいるかは不明。通訳は17年12月のエンゼルス入団会見でも務めたマット・ヒダガ氏が務めた。しかし映像を見た司会を務める羽鳥慎一アナウンサーは、通訳が今季、途中から大谷を担当したウィル・アイアトン氏と勘違いしてしまい、同氏が22日に東京ドームで行われた「ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12 スーパーラウンド」の日本―米国戦を観戦していたことから羽鳥アナは、大谷は「日本にいるってことですね」と推測した。
スタジオで羽鳥アナは「あんまり細かくどこにいるとか詮索するのは何ですが…日本ですね」と繰り返し、コメンテーターで元テレビ朝日社員の玉川徹氏も通訳をアイアトン氏が務めたという前提で「っていうことはやっぱり日本で…温泉じゃねぇ?と」と想像した。
羽鳥アナは「ホテルっぽい感じでしたね」と指摘すると玉川氏は「どなたかのおたくなんじゃないですか?」とし、金曜コメンテーターでタレントの長嶋一茂は「日本から中継回線を引っ張って米国にもっていっているわけだから、それなりのところじゃないと事故起きた時、大変だから、どっかの温泉っていうわけには…まさか中継車もっていかないでしょ?温泉に」と指摘するなど大谷の居場所を巡って推測合戦が繰り広げられた。
ところが、MVP発表後に通訳はアイアトン氏ではなかったことが判明。羽鳥アナは、昨年のMVP発表時にデコピンを巡り番組では臆測合戦したことを振り返り、玉川氏は「今年もやってしまいましたね。日本じゃないか?日本じゃないか?って。日本じゃなかったっていう…またやらかしました」とコメントした。
これに羽鳥アナは「適当なことを言ってしまいました」と釈明したが長嶋は「そこはお許しいただきたいけど、俺ら日本にいてくれたらうれしいみたいな…日本国民としてあるから。昨日の時点で通訳の方が日本にいるから勝手にいるんじゃないかって…」とコメントしていた。
その後、羽鳥アナは受賞インタビューでの通訳は大谷がエンゼルスに入団した時の通訳の男性が務めていたことを伝え「ロサンゼルスなのかな?」と推測していた。