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【神宮大会】東洋大姫路が二松学舎大付破り4強進出 末永晄大が6回零封 祖父は元阪神・末永正昭氏

スポーツ報知 2024年11月22日 12時8分

◆第55回記念明治神宮野球大会第3日 ▽高校の部準々決勝 東洋大姫路6―1二松学舎大付(22日・神宮)

 東洋大姫路(近畿)が、二松学舎大付(東京)を破り、兵庫勢としては2006年の報徳学園以来、18年ぶりの4強進出を決めた。

 初回2死二塁、4番・木村颯太一塁手(2年)の中前適時打で先制すると、2回には1死三塁で8番・渡辺裕太三塁手(1年)がスクイズを決めて2点目を奪った。6回は2死二塁から桑原大礼捕手(2年)が適時二塁打、続く渡辺裕がライト線へ三塁打を放ち、2点を追加。8回には、7回からリリーフ登板したプロ注目のエース右腕・阪下漣(2年)の2点二塁打で、二松学舎大付を突き放した。

 投げては、背番号10の最速142キロ左腕・末永晄大(2年)が6回7安打無失点と力投。「近畿大会ではカウントを悪くして甘く入ったところで打たれてしまったんですけど、今回は最後まで厳しいコースに投げることができた」とうなずいた。

 末永は、元阪神の末永正昭氏を祖父に持つ。幼少期に、祖父の現役時代の写真を見たことが野球を始めるきっかけになったという。「礼儀や、調子が悪くてもふてくされず、練習や試合は全力でやるということはずっと言われてきた。おじいちゃんに野球を教えてもらって育ってきたので、できる限りいい姿を見せ続けるのが恩返し」と左腕。決勝進出をかけ、24日に横浜(関東)と対戦する。

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