巨人・萩尾匡也外野手が22日、大手町の球団事務所で契約更改に臨み、700万円増の年俸1900万円(金額は推定)でサインした。来季の目標には「2ケタ本塁打を達成できるように来年はやっていきたい」と掲げた。
2年目の今季はプロ初本塁打を放つなど56試合で打率2割1分5厘、2本塁打、12打点と飛躍のきっかけをつかんだ。一方、9月29日のヤクルト戦(神宮)で死球を受け、左手甲骨折で離脱でポストシーズンを前に途中離脱も経験。球団からは「競争に負けないようにやってほしいということと、前半の活躍を1年通してしっかりできるようになってほしい」と声をかけられたという。
来年1月は坂本勇人内野手が沖縄で行う合同自主トレに初参加する。“相談役”の長野久義外野手にも助言を受けたといい「右打者として勇人さん、(岡本)和真さんに続くバッターが出てこないといけない。どうやったら2ストライクからあれだけうまい右打ちができるかとか、そういうところを勉強したい」と意気込んだ。