巨人の門脇誠内野手が２２日、大手町の球団事務所で契約更改に臨み、１４００万円増の年俸４５００万円（金額は推定）でサインした。１２９試合で打率２割４分３厘、０本塁打、２１打点、９盗塁の今季を「自分の中ではあまり良くないシーズンだった。しっかりある程度評価していただいて、もっとやらないとなという感じです」と振り返った。
不振でスタメンを外れる時期もあったが、８月中旬から復調。「前半戦から守備練習の時間もたくさんつくりましたし、（坂本）勇人さん、（吉川）尚輝さん、川相さんとか、いろいろな方に聞きながら変えていった」と、激しい優勝争いとなった９月は守備で好プレーを連発してチームを救った。
「常に目の前の試合に戦っていく」と、来季の具体的な目標は設定せず。オフ期間は主にジャイアンツ球場で練習を重ねる予定だ。来季目指す打順には「２番」を挙げ「足も生かしたい。上位を任せられるようにやっていきたい」と意気込んだ。