歌手の松前ひろ子、三山ひろし、小山雄大が22日、東京・港区の東京プリンスホテルでディナーショー「~愛につつまれて・いい夫婦の日~」を開催した。
今年で22回目を迎える「いい夫婦の日」恒例のディナーショー。同じ所属事務所の先輩で自身の義母でもある松前と、後輩の小山とそろってステージに立った三山は「このディナーショーは師匠(松前)がずっとお続けになっていて、僕も2年目から出させてもらってる。できるだけ師匠に幸せを感じてもらえるような時間にしたい」と表情を引き締め、「恋…情念」など7曲を歌唱した。
三山の言葉を受け、松前は「日頃から私のことを心配してくれて、守ってくれるのは三山くん。オフの日でも『先生、ご一緒にご飯食べますか?』『夕飯の用意ができました。来てください』と言って心配してくれる」と感謝。「弟子とかではなく家族だなと思える毎日です」と明かした。
今年も大みそかのNHK紅白歌合戦に出場が決定している三山。10年連続10回目となる大舞台に「ここまで来ますと、責任感が増えてきたような感じがする。いよいよ2桁ということになりますと、期待値がさらに高まるような感じがするんですよ」と背筋を伸ばした。
おなじみとなっているけん玉のギネス世界記録に今年も挑戦するのか問われると「どういう演出になるのか決まってない。わからないですね」としつつ、「昨年失敗してますので、もしやるとなったらやっぱり成功させたい。10回目、有終の美を飾りたいなと思ってます」とリベンジに意欲を見せた。
日頃からけん玉の練習はしているといい「今4段で、5段目指して昇段試験を受け続けているんですけど、今年全部落ちてるんですね」と告白。「5段、6段になれるように頑張りたいと思ってます」と前を向いた。
けん玉の存在について「ライフワークの一環としてやってますし、人生と密接に関わり合っている」と即答。「けん玉も一つの技を乗り越えるためには努力をしないといけないし、どうやればそれを乗り越えられるかを常に研究しなければならない。歌の道も自分で研究しないといけないし、同じことなんですね。相乗効果があると思ってます」と熱く語っていた。