◆大相撲九州場所13日目(22日・福岡国際センター)
大の里(二所ノ関)が豊昇龍(立浪)との大関対決に敗れ、5敗目を喫した。1度の不戦勝を含め、過去2勝3敗と苦手だった相手を突いて前に出たが、土俵際で右腕を取られてとったりで逆転負け。「後半に雑さが出てしまった」と肩を落とした。昇進後初の大関対決には「何もない」と振り返った。
年間最多勝争いでは大関・琴桜(佐渡ケ嶽)に64勝で並ばれた。14日目の琴桜戦に勝てば1960年の大鵬以来2人目となる新入幕の年での年間最多勝が決まる。「また明日」と繰り返し、支度部屋をあとにした。