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日本は5位 高梨沙羅「W杯でできるだけ多く表彰台に上りたい」1回目に131Mジャンプ…スキージャンプ混合団体で開幕

スポーツ報知 2024年11月23日 7時39分

◆ノルディックスキー・ジャンプ▽W杯リレハンメル大会 混合団体第1戦 ヒルサイズ=HS140メートル(22日、ノルウェー・リレハンメル)

 2024~25年シーズンは混合団体から幕を開けた。伊藤有希(土屋ホーム)、中村直幹(フライングラボラトリー)、高梨沙羅(クラレ)、二階堂蓮(日本ビール)で臨んだ日本は、合計875・1点で5位だった。ドイツが合計1097・4点で優勝した。日本は、男子エース・小林陵侑(チームROY)がメンバー外だった。

 日本の1回目の先陣を切った伊藤は、107・0メートルを飛ぶと、2番手の中村は117・0メートルをマークした。3番手の高梨は131・0メートルのビッグジャンプ。持ち前の飛距離を出し、129・3点を挙げた。4番手の二階堂も128・0メートルの飛躍で、日本は1回目を終えた時点で暫定トップのドイツとは81・2点差の暫定5位につけた。

 2回目は1番手の伊藤が111・0メートルを飛んだ。2番手の中村も111・0メートル。3番手の高梨は124・5メートルと飛距離を伸ばしたが、今季から採点が厳格になり、課題にしてきたテレマーク(着地姿勢)を含む飛型点では点数につなげられず、120・2点だった。4番手の二階堂は104・5メートルと飛距離を伸ばせず、日本は2回目に巻き返せなかった。

 ▽伊藤有希「飛距離を伸ばすことができずにチームに貢献できなくて苦しいスタートになりました」

 ▽中村直幹「シーズンの始まりで自分の感覚とか、この1年間戦っていく中での最初の試合だったので、難しい部分もあったけど、1本1本、実になるものだったと思います」

 ▽高梨沙羅「1本目はうまくつなげられたかなと思いますけど、2本目で少し空中でバランスを崩してしまったので、そこが反省点ではあります。今季はW杯でできるだけ多く表彰台に上ることを目標としてやっていきたい。世界選手権に向けて積み重ねていきたい」

 ▽二階堂蓮「練習からあまり良くなかったので、今日は納得がいくジャンプはできなかった。今季はチーム戦から始まったけど、明日(の個人戦)からトップ10、表彰台を取れるジャンプをして開幕からいけたらと思っている」

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