◆ドラディション「DRAGON EXPO 1978」(22日、後楽園ホール)観衆1350・超満員
プロレス界の“レジェンド”藤波辰爾が主宰する「ドラディション」が22日、後楽園ホールで「DRAGON EXPO 1978」を開催した。
セミファイナルで鈴木みのるが2015年5月11日以来、9年半ぶりに「ドラディション」参戦。長井満也と初の一騎打ちは、強烈な打撃戦から場外乱戦へ発展。最後は、ゴッチ式パイルドライバーで長井の脳天を突き刺し鈴木が勝利した。
新生UWFで当時、練習生だった長井との初対戦。バックステージでUWFについて聞かれ「化石だぞそんなもの。昔昔の大昔。川の上流から大きな桃がどんぶらこ、どんぶらこって流れてくる。それと同じだ。昔の話だ」と切り捨て「プロレスは今も生きている。姿形は変わるよ。出ているヤツもどんどん変わる。主人公も変われば、敵も変わればどんどん変わるよ。ひとつだけ変わらないものず~っと…殴り合い闘いをしているってことだ」とほほ笑んだ。
長井との初対決に「シングルマッチやるまであいつの顔を見てから35、36年たっている。それだけ俺の方が先を歩いているってことだ。もしお前がもう一度、俺と闘いたければ俺のいるステージはもっともっと先だぞ」と突きつけていた。
◆11・22後楽園ホール全成績
▼メインイベント 60分1本勝負※スペシャルレフェリー 獣神サンダー・ライガー
○高橋ヒロム(15分44秒、TIME BOMB→片エビ固め)藤波辰爾●
▼セミファイナル スペシャルシングルマッチ 45分1本勝負
○鈴木みのる(17分30秒、ゴッチ式パイルドライバー→体固め)長井満也●
▼第4試合 タッグマッチ 30分1本勝負
○船木誠勝、LEONA(15分23秒、ハイブリッドブラスター→体固め)宮原健斗、井上凌●
▼第3試合 タッグマッチ 15分1本勝負
△関本大介、真霜拳號(15分00秒 時間切れ引き分け)石川修司、田村ハヤト△
▼第2試合 6人タッグマッチ 15分1本勝負
○AKIRA、スペル・デルフィン、田中稔(11分01秒、ムササビプレス→片エビ固め)越中詩郎、ザ・グレートサスケ、高岩竜一●
▼第1試合 6人タッグマッチ 15分1本勝負
倉島信行、○MAZADA、田島久丸(7分56秒、胴絞めスリーパーホールド)アンディー・ウー、三州ツバ吉●、鈴木敬喜