タレントの紗栄子が、23日に自身のインスタグラムを更新。16日に38歳の誕生日を迎えたことを報告した。
「牧場経営を始めて、たくさんの動物たちと暮らしだすことになったこの5年間」と書き始め、「うちにいる子たちは怪我をしている子や、年齢が高い子が多いため、季節の変わり目はお別れを迎えることも多いのです。特に、暑い夏を超え、秋にかけての季節の変わり目にお別れが続くことが多く、近年はお誕生日を迎える前に、大切な動物たちとのお別れや、とても仲の良かったお友達とのお別れが続いたりと、自分のお誕生日を晴れやかな気持ちで迎えることができておりませんでした。」と振り返り、「そして、お誕生日という日の迎えかたも、お祝いされるのは大変ありがたいことと思いながらも、みんなの貴重な時間を私のためだけに使ってもらっているいう事実や、お誕生日にはプレゼントを持ってこないといけないという風潮が拍車をかけ、申し訳ない気持ちが勝り、戸惑ってしまうことも多く、正直にお伝えすると今までお誕生日は少し苦手なイベントでもありました。」と告白した。
「そしてその日は営業後にファームのスタッフのみんながお祝いをしてくれたのですが、いつも小さな声で話すみんなの大声の「社長お誕生日おめでとうございます!」の言葉がとっても沁(し)みました。ファームスタッフのみんなからのプレゼントは、今年の9月末に亡くなった私の愛馬ボルトのたてがみを使ってつくられたジュエリーでした。思ってもみなかったギフトだったのですが、開けた瞬間にボルトだとわかり、涙が止まらなくなりました。人前で泣くことが苦手な私はよっぽどのことがない限り泣くことはないのですが、この2ヶ月は1人になるとボルトのことを想って涙する日が多かったので、この不意打ちのタイミングで涙が溢れてきてしまい、一瞬『やばい!取り繕わなきゃ!』とも思ったのですが、『みんなの前ならいいか』と、、、大変言葉にするのは難しいのですが、そんな感じで自分のことを許す瞬間があり、その後は『涙を止めなきゃ!』という行為を放棄して、みんなの想いにフォーカスをあてることにしました。スタッフのみんなの優しさや私への想いが嬉しかったり、ボルトを想う恋しさだったり、そしてなんだかボルトが帰ってきてくれた感覚もあってほっとしたこともあり、その後も涙は止まりませんでした。応援してくださる皆さんにもイベント中にサプライズでお祝いしていただき、ご挨拶(あいさつ)する時も同様で、みんなの想いが沁みて沁みて沁みて...この時も涙を止めることができませんでした」と、当時の状況を振り返った。
最後に「みんなみんな、いつもありがとう 次の1年もこのみんなへの感謝の気持ちを忘れることなく、私らしく邁進していきたいと思います みんなが私のことを素直な私に変えてくれた今年のお誕生日。この1番難しいお誕生日プレゼントをいただけたことに心から感謝致します みんな本当に本当にありがとう」と、心からの感謝の言葉で投稿を締めくくった。
この投稿にファンからは「お誕生日おめでとうございます」「紗栄子さんの想いに感動して、また涙を人前では見せたくないお気持ちもとても分かるので私も投稿読んでボロボロ泣いてしまいました」「貴女の愛ある素敵な想いと行動は、これからもみなさんを感動させる事でしょう」「本当に尊敬しています」などの声が寄せられている。