歌手の田川寿美が23日、都内で「田川寿美スペシャルライブ~Happy Birthday~」を行った。
前日22日が49歳の誕生日。サプライズで「息子と友達で協力してお小遣いを出し合って、ケーキを買ってきてくれた」と12歳の息子らが祝ってくれたと告白。「いつの間にそんなことをする子に育ったんだと」と感動していた。
そんな息子も来年中学生で「最近はうざいって言われ始めている」と苦笑い。それでも最近は「どんな彼女がいいのか洗脳してます。『髪が長い方がいいよ?』『歌が好きな方がいいんじゃない?』『明るい方がいいんじゃない?』と全部自分につなげています」と笑い飛ばし「今のところうまくいってます」と続けた。
自身も15年に前夫と離婚しており、現在も「恋はしてます…と思います」と照れ笑い。旧友と会い、近況を話すなかで「私も気持ちがピンク色になって、ときめいてる。理想のタイプはロバート・デ・ニーロです」と興奮気味。「妄想ということで」と報道陣から指摘されると「切なすぎる49ということで。新たな出会いと一緒にいるパートナーがいたほうがいいですか?どう思いますか?」。「そうだよね、じゃあ、いた方がいいってことだ」と自問自答した。
この日は約100人を前にデビュー曲「女…ひとり旅」、最新曲「悲しいめぐり逢い」など17曲を歌唱。デビュー33年の集大成のようなセットリストに「昭和の名曲はイントロ聴いたら全部歌えるような。そういう曲は今なかなかないんじゃないかと思うと、伝えたい」と「ノスタルジー」をテーマに約90分間歌い続け、ファンを魅了した。
40代ラストイヤーにも「愛してくれている方がたくさんいるので、新しい演歌の良さを伝えていきたい意欲がある49ちゃいです」とおどけ「目の前の方々が少しでも笑顔になってくれたら。自分も元気で続けていきたい」と意気込んだ。