女優・松本若菜が23日放送の「小倉ベース」(土曜・午後3時)に出演。高校時代に身につけた知識が演技にいきていると語った。
松本は高校時代に地元・鳥取で奈美悦子に出会いスカウトされた。それでも直接、芸能界入りせずに高校卒業後、22歳で上京して2007年に「仮面ライダー電王」で女優デビュー。いきなりデビューしたが、その後はブレークを果たせない時間が続き、飲食店でアルバイトを続けた。お茶を出すシーンなどで「慣れていると(お茶を出すのに)気がもっていかれない、お芝居の方に集中できる」と話した。「バイト時代の苦しかった時代が生かされているな」と振り返った。
MCの小倉智昭に料理のシーンが堂々としていると指摘されると、「今になってですけど、生かされていますね」とうなずいた。高校は調理師免許を取得できる学校で、「1年のときに和食、2年のときにフレンチ、3年で中華。全体できるかなっていうのはありますね」と振り返った。
下積み時代はオーディションの「9割は落ちていましたね」と話し、出演しても名前のない役もあったという。認められない時期は「悔しかったですね。いろんなもののせいにしましたね。自分のせいもあったけど、自分の置かれている環境のせいにもした」と振り返った。
松本は2022年に放送されたフジテレビ系ドラマ「やんごとなき一族」で主人公の義理の姉を演じて38歳で存在が大きく知れ渡った。