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【侍ジャパン】初回から猛攻4得点、予告先発変更左腕18球KO 村林一輝先頭弾、森下翔太2点適時二塁打

スポーツ報知 2024年11月23日 19時32分

 ◆ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12 スーパーラウンド 日本―台湾(23日・東京ドーム)

 試合前に米国が勝ったため台湾との決勝進出が決まった侍ジャパンは、スーパーラウンド最終戦の台湾戦で、初回から打線が爆発していきなり4点を奪った。

 名古屋と台湾で行われた1次リーグ、東京ドームで開催されているスーパーラウンドでは、無傷6連勝と勢いに乗っている侍ジャパン。19年の第2回大会に続く2連覇へ向けて、この日の勝敗が関係なくなったことから、前日22日のベネズエラ戦でスタメンだった桑原、牧(ともにDeNA)、小園、坂倉(ともに広島)、栗原(ソフトバンク)、源田(西武)がベンチスタートとなって、村林(楽天)、清宮(日本ハム)、紅林(オリックス)らがスタメン入りした。台湾も先発投手が予告されていた林昱ミンから陳柏清に変更となった。

 今大会2度目の先発出場となった村林が、いきなり2ボールから3球目の内角低め139キロ直球を左翼席最前列に運び、先頭打者本塁打で先取点。今大会7打席目での初安打が、貴重な一発となった。村林は「積極的にいった結果が最高な形になりました。ファンの皆様の声援に応えることができてよかったです。勝てるように頑張ります!」と興奮気味だった。

 さらに四球と死球で無死一、二塁のチャンスを作ると、「4番・指名打者」でスタメン出場した森下(阪神)が三塁線を破る2点適時二塁打を放ち「スリーツー(フルカウント)になっていたので、ストライクゾーンを自分のスイングをする意識で打席に入ったのが、良い結果につながりました」。続く佐野(DeNA)が二ゴロに倒れたところで、投手がたった18球で降板となった。1死三塁で紅林も中犠飛で続いてリードを4点とした。

 侍ジャパンは、13日に名古屋のバンテリンドームで行われた1次リーグ初戦のオーストラリア戦で9得点を奪って快勝して好発進すると、台湾へ移動してからも韓国、台湾、キューバ、ドミニカ共和国を破って1位通過。東京ドームで行われているスーパーラウンドも米国、ベネズエラを倒して2連勝で、この日の試合前に行われた米国―ベネズエラ戦で米国が勝ったことで、2大会連続の決勝進出が決まった。

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