◆大相撲 ▽九州場所14日目(23日・福岡国際センター)
西前頭16枚目・尊富士(伊勢ケ浜)が連敗を「3」で止め、9勝目を挙げた。東同10枚目・一山本(放駒)との一番は一気に土俵際まで押して出たが、相手にはたかれてもつれた。だが物言いはつかず白星。「今日の相撲は危うかったです」と首をかしげた。
取組後には支度部屋の風呂場で滑って転倒。まさかのアクシデントに見舞われ、右すね付近には擦り傷をつくってしまった。この日の取組内容とかけ「風呂場でも滑りました」と苦笑いを浮かべた。「師匠(伊勢ケ浜親方=元横綱・旭富士)に『腰が高い』と言われていたが、風呂場でも腰が高かったかな」と照れくさそうだった。