◆ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12 スーパーラウンド 日本―台湾(23日・東京ドーム)
侍ジャパンの清水達也投手(中日)が、火消しに成功した。1点差に迫られた5回無死満塁の場面で、2番手としてマウンドに上がると、5番・潘傑楷の強烈なピッチャー返しを好捕し、華麗にホームゲッツー。続く6番・江坤宇は、137キロのフォークで空振り三振に打ち取った。
チームは打線が初回に村林(楽天)の先頭打者弾で先制すると、無死一、二塁から4番・森下(阪神)の2点適時二塁打などで一挙4得点を先取していた。
連覇を狙う侍ジャパンは、13日に名古屋のバンテリンドームで行われた1次リーグ初戦のオーストラリア戦で9得点を奪って快勝して好発進すると、台湾へ移動してからも韓国、台湾、キューバ、ドミニカ共和国を破って1位通過。東京ドームで行われているスーパーラウンドも米国、ベネズエラを倒して2連勝で、この日の試合前に行われた米国―ベネズエラ戦で米国が勝ったことで、2大会連続の決勝進出が決まった。