J2モンテディオ山形とチームのトップパートナーであるSCOグループが提携し、25年春に山形市内にオーラルケアクリニックを開業する。今季リーグ最終戦だった10日の千葉戦前、相田健太郎社長とSCOグループの玉井雄介社長がピッチ上に登場して発表した。地域の住民に向けて歯のメンテナンスサービスを提供し、日々の健康管理をサポートすることが目的。チームカラーの青を基調とし、エンブレムなどを使用した内装予想図も公開された。
また歯科医師がクラブハウスを訪れ、選手たちに定期的な歯科メンテナンスを実施。選手の中から「オーラルケアアンバサダー」を選び、チームを通してケアの重要性を広める活動に取り組んでいく。玉井社長は「スポーツの持つ可能性は高いと考えている」と語り、地域全体の健康意識が高まることに期待。スペインリーグ・バルセロナも入団時のメディカルチェックに歯の健康を含むなど、注目度を増している。今や“スポーツ選手も歯が命”だ。