報知新聞社主催「JOCジュニアオリンピックカップ全国都道府県対抗中学バレーボール大会」(12月25~28日・Asueアリーナ大阪ほか)に出場する男子県選抜の結団式が23日、清水桜が丘高で行われた。また組み合わせ抽選会が行われ、26日のグループ戦で男子は千葉、大阪北と対戦。女子は宮崎、山口と戦うことが決まった。
ミドルブロッカー近藤翔主将(浜松修学舎3年)が「上位(4強)を目指して頑張ります」と力強く決意表明した。男子県選抜は一昨年は準優勝、昨年は決勝トーナメント2回戦で敗れている。
近藤とオポジット勝呂登真(3年)=IZULU U―14=が、攻撃の要。主将は「全員、攻撃力が高い。攻め勝ちたい」と気合。田代和人監督(34)=浜松与進中=は「組織力が高く、攻撃が多彩なチームになった」と仕上がりを語った。結団式後、県選抜、高校各地区、バレーのクラブ選抜の合計5チームで交流試合をし、「高校生相手でも、戦える力がある」と手応えを感じ取っていた。(伊藤 明日香)
平岩悠空は兄を刺激にリベロ勝ち取る 〇…県中学総体で4連覇した浜松修学舎の平岩悠空(3年)が、兄を刺激にスターティングリベロの座を勝ち取る。修学舎ではアウトサイドヒッターだが、県選抜ではリベロで出場。同位置の竹田龍斗(3年)=IZULU U―14=と実力僅差で競う。この日、兄の希空(浜松修学舎高2年)がいる高校西部地区選抜と対戦。兄は来年1月の全日本高校選手権(春高バレー)に出場。「負けないように、自分も頑張りたい。出るならスターティングリベロで出たい」と奮い立っていた。