中日・松山晋也投手が24日、ナゴヤ球場で契約更改に臨み、3250万円増の5000万円でサインした(金額は推定)。今季43セーブを挙げたマルティネスの去就が不透明な中、来季の目標には「守護神奪取」を掲げた。
大卒2年目の今シーズンは、セットアッパーとして主に8回に君臨。59試合に登板して2勝3敗、41ホールド、防御率1・33と抜群の安定感を誇った。最終的には43ホールドポイントを積み上げ、自身初となる「最優秀中継ぎ投手賞」のタイトルを獲得。特に、本拠地・バンテリンドームでは27試合で無失点と無類の強さを発揮し、チームの救援陣を支えた。
右腕は、フル回転となった1年を「最高のシーズンでした」と総括。「タイトルと、1年間50試合以上を目標にして、そこを達成できたのが大きかった」と充実感をにじませた。
今オフには退寮し、1人暮らしを開始。得意料理を聞かれると「ジビエ料理」と答え、報道陣の爆笑を誘った。
自主トレは、岩崎とともに沖縄・読谷村で行う予定。もう1つの目標に挙げた「2年連続50試合登板」への土台づくりに励む。