ソフトバンクが優勝パレードを福岡市内で行い、小久保裕紀監督が王貞治球団会長、選手会長の周東佑京外野手とともにオープンカーに乗車。VIVAポーズなどで沿道に詰めかけた28万人(主催者発表)の歓声に応えた。
気温13度の中、ジャンパーを着ずにユニホーム姿で乗車。それでも「寒いと思ったけど、途中手を振りすぎてちょっと汗かいた」とニヤリ。そして「僕はかなり(VIVAポーズを)やりながら(歓声に応えた)。でも来年に向けて(運営は)頭を抱えてるみたいですよ」とあまりに今季の「VIVA!」が定着し過ぎたおかげで、来季の新スローガンをどうするか、球団内で大きな問題になっていることを暴露して笑わせた。
感激の瞬間はあっという間に終わり、みずほペイペイに到着。「個人的には2012年以来。『ありがとう』と言われるのは選手の時より監督の方が多かった。本当にファンのおかげだなというのが伝わるのがパレード」としみじみ振り返った。しかし「正直言うと日本一になってパレードしないと」とやはりリーグ制覇だけでは物足りなさも感じた様子。王会長同様、来季の5年ぶり日本一奪回が最大の目標だと強調した。