元SKE48の高柳明音が24日、東京・SHIBUYA PLEASURE PLEASUREで、デビュー15周年を記念したソロライブを行った。
15周年を迎えて高柳は「ファンの皆さんに支えられている。SKEは青春だったし、何にも変えられない、宝物みたいな時間でした。常に競っていたことが苦しくもあり、楽しくもあり」と回顧。ライブではオーディション映像も公開し「自分のオーディション映像をどうしても流したかった。15年前の自分は、人前で歌うのも恥ずかしい人間で。そこからの成長を見てほしい。映像には今も応援してるスタッフさんもいて、支えられてるなと感謝もしつつ、でも意外と恥ずかしいです」と照れ笑いを浮かべた。
心残りを晴らすライブでもあった。卒業コンサートはコロナ禍で声出しもできなかった。高柳は「ファンの方々は私の名前を呼ばずに終わってしまった。ファンから『名前を呼んで卒業させてあげたかった』と言ってくれて。あの時の悔いも浄化できるライブだと思います」。自身初の作詞にも挑戦した楽曲「星、流れる夜に君を想う」など12曲を披露した。
20周年に向けて、今後の活動については「お芝居が好き。舞台もやり、楽しかった。舞台を続けつつ、必要とされる俳優になりたい。映像作品にも出られたらうれしい。とにかくみんなさんに楽しんでほしい。今回の15周年をきっかけに、もっと頑張りたい」と意気込んだ。