西武は24日、ソフトバンクから戦力外通告を受けた仲田慶介内野手と育成選手契約を結んだと発表した。背番号は140。福岡大大濠から福岡大を経て、21年育成ドラフト14位でソフトバンクに入団。今季開幕前に支配下登録されたが、11月4日に戦力外通告を受けていた。
仲田は球団を通じて「期待していると言っていただいて、改めてがんばりたいと思いました。泥臭いプレーが持ち味なので、それを春季キャンプからしっかりアピールして支配下登録を勝ち取り、レギュラー争いに加わっていきたいです」とコメント。右投げ両打ちの内外野守るユーティリティープレーヤーで、3年目の今季、1軍では主に代走や守備固めで24試合に出場し、打率2割1分4厘。2軍では打率4割3厘の成績を残した。
広池浩司球団本部副本部長は「投手と捕手以外、すべてのポジションを、高いレベルで守ることができるユーティリティープレーヤーです。球際に強く、両打ちでガッツのある仲田選手は今のライオンズにはいないタイプです。どんどんアピールして、チームに良い刺激を与える存在になってくれると期待しています」と飛躍に大きな期待を寄せた。