阪神は24日、今年度の「若林忠志賞」の受賞者が、岩崎優投手に決定したと発表した。
同賞は2011年度より、継続的に社会貢献活動やファンサービスに取り組み、野球人として優れた見識を持つ選手を表彰。球団創成期からエースとして活躍し、グラウンド外においても、社会貢献活動並びにファンサービスにおいてプロ野球選手としてパイオニアであった球団OB故若林忠志氏の功績を称え、「若林忠志賞」と命名された。
岩崎はタイガースOBである能見篤史氏の活動を引き継ぎ、2021年から西宮市及び静岡市清水区(岩崎の出身地)の幼稚園・保育園や児童福祉施設などに、シーズンの登板数に応じた金額相当分の玩具を寄贈するなど、子どもたちに夢を与える社会貢献・野球振興活動を継続的に行ってきた。
来季プロ12年目を迎える左腕は「少しでも長く活動を続けていけたらいい。また来年頑張ろうと思います」と決意を述べた。